今年も東京国際フォーラムで年を越してきましたよっ!
カウントダウン公演から始まる今回のツアーは、2000年までの楽曲で構成されるベストライブなのです。
座席は去年より少し前で、FCイベントよりもさらに前です。なかなかの良席。
アルバム的には7枚目までの中から構成されるライブなので、あんな曲やらこんな曲が歌われるかと思うと楽しみ半分怖さ半分です(何
1曲目は「ラッキーDAY」でスタート。1曲目としてはなかなかナイスな選曲じゃないでしょうか。
個人的には、「風が吹く丘」や「目を覚ませ〜」など、近年のライブでもやっていて勝手が分かりやすい曲を頭に持ってきたほうが入りやすいんじゃないかと思っていたのですが、これでも良し。
そんな「風が吹く丘」は2曲目。フォーラム座席の勾配具合に慣れずに、早くも足がつりそうになったのはナイショ。
ちょっとMCを挟んで、「空想メトロ」きたー!
L・O・V・E Lovely へきるコールきたー!www
どう考えても37歳に対するコールじゃないだろwww
で、ここで2コーラスやって次の曲へ…。え? メドレー? しかもなんかすごく中途半端なところで、次の曲に行ったよ?w
そんな感じで、「色褪せない瞬間」「恋のレースクィーン」「キメてみせてよGet Back!!」と続きます。
うーん。なんかこのメドレーはちょっといただけなかったですかね。
どれもこれも盛り上がりが中途半端なところでぶった切られた感が強くて、これなら1コーラスぐらいでどんどんつなげて曲数増やした方が楽しめたんじゃないかなー、と思いました。
ライブ的には前半だったのでまだ取り返しが効くところですけどね。
そして「少女爆弾」もキター!
確かにBESTな布陣w
あの時代なら悪くない流れだけど、これも正直「今となっては…」感があるかなぁ。
2000年代の曲を中心としたライブ構成を考えたら、この曲が入ってくることはまたしばらく無いんじゃないかなー。
このブロックでは「キメてみせてよGet Back!!」が好きだったので、これが久しぶりに聴けて良かったかな。
次のブロックは8曲目「この世で一番大切なもの」から。
これは今年(2011年)、個人的にすごくぐっとくるものがある曲ですね。
震災とか津波の映像とラップしたりして、かなり涙腺刺激されました。
「もしも世界の終わりが来るなら あなたは何をして過ごしますか」
もうこの周辺の歌詞がね…。何とも言えませんよ。
9曲目でファーストシングル「せつない笑顔」キター!
いや、これは懐かしいけど普通に歌いあげるものだとばかり思っていたけど、ここでへきるさんがまさかの涙。
前の曲からの流れもあって、ここでも目撃ドキュン(違
今、この歌を歌うことにどれほどの想いがあるのかと想像したら、一気に鳥肌が立ちました。
そうだよね。このシングル、そして次のアルバムをひっさげてのファーストツアーだったんだもんね。
これ、時間をちょっとだけ巻き戻して“がんばれ”の部分をもう一度リピートしたい、と思いました。
自分としても、仙台のベースメントシアターが初でしたから、やっぱり感慨深いですね。
そしてまたまたこの後に「MOON LIGHT」を持ってくるとか。ツボを押さえすぎですよ。
なんと言いますか。いつもならこの曲を聴くと、ステージ上に居るへきるさんが月で、そこからみんなを照らしているんだと思うのですが、今日は違いましたね。
さっきの涙を見たからというのもあるけど、今日に限ってはホールに居るみんなが月で、ステージ上のへきるさんを「今夜も 輝いて見守っている」のですよ。
そう考えちゃったらもうここで涙腺崩壊。
今回のお気に入りブロックですね。この3曲。
この後、カウントダウンまでは衣装替えを挟みつつ、かつての定番曲が並びます。
「246」はここじゃなくて、さっきのブロックに含まれていたら相当やばかったですよw
今年の締めは「ガンバレ」→「Graduater」→「抱きしめて」と、これは最近のライブでも割と定番なので、否応なしに盛り上がりますね。
カウントダウン後は、ここでサンパン!
「え?w 全編2000年までの縛りがあるんじゃないの?w」と意表を突かれたけど、好きな曲だし、正直これまでのテンポに物足りなさを感じてしまっていたので、むしろ「よくやってくれた!」的な感想w
その後の、「Truth, My Melody」を含めて、俺得な展開。
最後はニューシングル「wonderful days」で終了です。
この曲はCDで聴くより、ライブでノリながら聴いた方がいいかも。なんて思っていました。
いや、満足。最終的に完全燃焼したし、収穫もあった。良いか悪いかで言ったらたぶん良い。
でもちょっと引っかかるというか、二言目には「でもね」ってのが出てきちゃうのです。
で、ちょいとツイートで言及したことに繋がるのですが、こういう回顧的(懐古的)なライブもあってはいいとは思いますけど、今回限りというか、とりあえずしばらくはなくていいかなー、とは思いました。
先ほど重点的に書いてしまったM8〜10の流れとか、ぐっとくるものがあったのは事実ですが、最近の椎名へきるの楽曲からすればやっぱりちょっとぬるいというか、こういうような楽曲を20曲近く並べられても、正直、(今回はある程度満足しても)今後満足できる自身が無いですね。
実際今回も、もし最後にSanday〜とTruth〜が無かったら、自分としての満足度がどうだったかはちょっと分からないです。(その分、Oneあたりが来ていれば何とかなったとは思います)
「レッツパーリィ」的な楽曲が好きだっていうこともありますけどね。
ただ、ここのところのライブが力技というか、ごり押し感の強い構成だっただけに、それを少し緩和する目的で過去の曲を使う部分があってもいいのかなとは思います。(或いは今後の楽曲がそういう傾向になっていく?)
ということで、この次のツアー(まだ今回のも終わっていないうちに気が早いけど)には、ちょっと注目したいなと。
ただ、やっぱり椎名へきるのライブは楽しい。
それだけは間違いないですね。
なにはともあれ良いライブだったみたいですね。
参加してないのですが参加した人の感想コメント見ていて羨ましくなりました。
このブログ、とても深く書かれていてこのライブの空気が良く伝わりました。
自分は最近ファンになったので私の様な人間にとってはこのような往年の名曲を歌うライブも興味深いです。
昔からのファンにとってと最近のファンにとってはまた違うかもしれませんね。
とても良いレポありがとうございました。
他にも会場に行った人しか知らない、分からない事が有ったら書いてくださるとありがたいです。
自己満足のために書いているブログですが、何かしら伝わるものがあったのであれば幸いです。